英語教材ネイティブイングリッシュのレベルは高いのか、それとも初心者向けのなのか。そんな疑問をお持ちの方に実際に教材のレベルがどんな内容なのかを一部紹介します。
ネイティブイングリッシュのレベルは初級から中級向け
結論からいうと、ネイティブイングリッシュは英語初級者から中級者をターゲットにしています。それこそレッスンのDay 1 （基本のあいさつと返答）では次のような挨拶からスタートします。
A:Good morning,Tom. How are you doing?
B:Good, thanks. How are you?
A:Pretty good. Are you off today?
B:Yes I am. How about you?
A:I’m going to go to my part time job now.（以下省略）
Day 1 ということもあってか学習者が取り組みやすくなるようにかなり会話の内容は易しくなっている印象です。しかし内容は簡単でも単語ひとつ、表現ひとつ取っても全てが実際にネイティブで使う自然な英語なのがネイティブイングリッシュの特徴です。
英会話の教材は難しいかどうかよりも、ナチュラルな英語かどうかのほうが実は大事だったりします。会話では難しく話すよりも、ストレートに伝えるほうがずっと相手に伝わりやすいからです。
ネイティブイングリッシュのレベルはどんどん上がっていく
とはいえネイティブイングリッシュの内容も日を追うごとに少しずつレベルアップしていきます。会話、フレーズ、記事、コラムの中でもDay 161（強盗事件の犯人逮捕）は次のような記事がトピックになっています。
An unemployed man stole a bag containing 500,000 yen, and was chased after br the victim. The victim, age 40, and his brother were standing in the parking lot in Saitama. The suspect slowly drove up behind the two men, grabbed the bag, and drove off. （以下省略）
単語、表現、文法の全てがDay 1と比べるとはるかにレベルアップしていますよね。面白いのがDay 1 から順を追ってネイティブイングリッシュを実践していくと、このような長文でも普通に理解できるようになっていく点です。
ここまでたどり着くまでに教材をしっかりやっておけば単語量も増えていき、リスニングもかなり上達しているはずです。
ネイティブイングリッシュ・ビジネスのレベルは中級以上
ネイティブイングリッシュ・ビジネスはトピックがビジネスのシチュエーションであるだけに最初から中級者以上の学習者向けの内容になっています。
それぞれのトピックがビジネスに実際に役立つ会話で、日常会話だけでなく職場や取引先で英語を使う人には入門的なツールとして利用するのがいいでしょう。
例えばネイティブイングリッシュ・ビジネスのDay 28 （クレームに対応する）では次のような会話が取り上げられています。
A:We received defective goods.
B:I’m very sorry about that. We’ll replace it for free.
A:Will you send us the replacement immediately?
B:Sure. We’ll do it right away.
A:When can we expect to receive it?
B:We’ll arrange a special delivery so that you’ll have it by tomorrow.
（以下省略）
このように日常会話とはまた違ったビジネスにおける英会話になっています。難易度はやや高くなりますが、ビジネス英会話を学ぶにはとてもいい勉強になります。
まとめ
実際にやってみると、ネイティブイングリッシュは上級者向けではなく初心者と中級者を対象としていることが分かります。特にリスニング、スピーキングに苦手意識がある人にはすんなり入っていけるので取り組みやすいはずです。
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