英語教材ネイティブイングリッシュには日常会話だけでなく、ビジネス英語を学ぶためのテキストとCDが付属しています。ではネイティブイングリッシュで実際にビジネス英語が覚えられるのか、その内容を検証していきたいと思います。
ネイティブイングリッシュ・ビジネスの中身
ネイティブイングリッシュ・ビジネスのコンテンツは次の通りになっています。
- テキストブック(1冊)
- リスニングCD(2枚)
- スピーキングCD+ナチュラルスピード英語(2枚)
日常会話の青いテキストブックやCDと比べると難易度はやや高めです。最初はまずテキストブックで文章を読みながら、CDと聞くといいかもしれません。
出てくる単語や表現はどれも実際に使えるものばかりなので、覚えれば即実践に役立ちます。
ネイティブイングリッシュ・ビジネスの勉強方法
ネイティブイングリッシュ・ビジネスも日常会話と同じように、実際のシチュエーションを元にした会話や表現をCDで聞き、自分で発音し、ディクテーションしながら身に着けていきます。
トピックはDay 1 ~Day 28まであり、それぞれの内容は以下の通りです。
- Day 1 企業に電話をかける・受ける
- Day 2 電話でアポイントを取る
- Day 3 アポイントに遅れる連絡
- Day 4 オフィスの受付
- Day 5 自己紹介と名刺交換
- Day 6 接待・ゲストを空港に迎えに行く
- Day 7 接待・来客を食事に誘う
- Day 8 会社の創立や本社の場所
- Day 9 会社の支店や従業員数など
- Day 10 会社の事業内容について
- Day 11 仕事内容について
- Day 12 英語で面接①あいさつと自己紹介
- Day 13 英語で面接②志望動機と長所と短所
- Day 14 英語で面接③今後の目標や計画
- Day 15 転勤(着任)のあいさつ
- Day 16 週末の予定の話題と飲みの誘い
- Day 17 メール送信の確認
- Day 18 仕事で残業
- Day 19 上司とのやり取り①上司に話かける
- Day 20 上司とのやり取り②上司から質問
- Day 21 会議資料の準備のお願い
- Day 22 社内会議で提案
- Day 23 社内会議で意見を聞く
- Day 24 商品についての紹介
- Day 25 価格の交渉
- Day 26 商談を終える
- Day 27 クレームの電話をかける
- Day 28 クレームに対応する
見ての通り、いずれも細かい状況を想定したトピックになっており、かなり実践的です。
ネイティブイングリッシュ・ビジネスは効果なし?評判通りか本音の感想
ネイティブイングリッシュ・ビジネスは、日常会話の内容と比べると、ボリュームにおいては大分劣ります。トピックもDay 28までしかないので、ビジネス英語を本格的にやりたい人にはあまりおすすめできません。
一方でビジネスにおいて誰もが通る英語による電話応対、面接、ゲストを空港に迎えに行く、など実践的なシチュエーションを厳選して選んでいるので、ビジネス英語の入門として考えるといいです。
レベルも日常会話と比べると、数段に上がるので、そこからさらにステップアップしたい人にはおすすめできます。
デメリット
- ボリュームが少ない(Day 1 からDay 28まで)
- ビジネスシーンの網羅性に欠ける
メリット
- トピックのセンスが良く入門としては最適
- 日常会話とはまた違った表現や単語の勉強になる
まとめ
ネイティブイングリッシュにおいてビジネス英語はあくまでもおまけ的な要素を担っています。それでも少しビジネス英語をかじりたい人にはもってこいの内容になっています。
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