ドナルド・トランプ大統領就任式の英語スピーチを簡単にまとめてみた

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ドナルド・トランプ氏の大統領就任式がデモやサポーターが溢れる波乱の中行われ、彼のスピーチに世界中から注目が集まりました。一体ドナルド・トランプ大統領は英語でどんなことを述べたのでしょうか。要点を分かりやすくまとめてみました。

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1、“We are grateful to President Obama and first lady Michelle Obama for their gracious aid throughout this transition.They have been magnificent.Thank you.“

「この権力移譲おけるオバマ大統領とファーストレディ、ミッシェル・オバマ夫人の親切な助力に我々は感謝している。彼らは巣晴らしかった。ありがとう」

ドナルド・トランプ大統領はまずオバマ大統領と夫人に対して感謝を表明し、スピーチをスタートさせました。

to be gratefulで「~に感謝している」という文章になります。

2、Today’s ceremony, however, has a very special meaning because today we are not merely transferring power from one administration to another or from one party to another, but we are transferring power from Washington, DC, and giving it back to you, the people.

「今日のセレモニーは、しかしながらとても特別な意味がある。なぜなら今日我々は権力を、ただ単にある政権から別の政権に移しているだけではなく、権力をワシントンから移し、あなたたち、国民に戻しているからだ」

ドナルド・トランプ大統領は、国民のための政府をアピールしました。

merelyはこの場合「ただ単に」という表現になります。

administrationは管理する側の「陣営」を指しています。この場合では国を管理する「政府」や「政権」意味します。

3、“For too long, a small group in our nation’s capital has reaped the rewards of government while the people have borne the cost. Washington flourished, but the people did not share in its wealth. Politicians prospered but the jobs left and the factories closed.

「とても長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵を得ていた一方で国民がコストを負担していた。ワシントンは栄えたが、国民はその富をシェアすることはなかった。政治家は潤ったが、雇用はなくなり、工場は閉じた」

ドナルド・トランプ大統領は、これまでの政策は一部のグループしか恩恵を受けず、国民が犠牲を払ってきたと強調しています。

to reapは「刈り取る」、「獲得する」といった意味を持ちます。

4、“January 20th, 2017, will be remembered as the day the people became the rulers of this nation again.“

「2017年1月20日は国民がこの国の支配者になった日として記憶に残るだろう」

rulerは「支配者」、「統治者」を意味します。

5、“The forgotten men and women of our country will be forgotten no longer. Everyone is listening to you now. “

「我々の国の忘れられた男女たちがこれから忘れられることはなくなるだろう。今はみんながあなたたちに耳を傾けている」

no longer で「これ以上~しない/~にならない」といった否定文になります。

6、“From this day forward, a new vision will govern our land. From this day forward, it’s going to be only America first, America first.”

「今日この日から、新しいビジョンが我々の国を統治する。今日この日からアメリカファースト(優先)になる。アメリカファーストだ」

to governで「統治する」、「支配する」という意味になります。

7、“America will start winning again, winning like never before. We will bring back our jobs. We will bring back our borders. We will bring back our wealth, and we will bring back our dreams.“

「アメリカは再び勝利し始める。いまだかつてないほど勝利するだろう。我々は雇用を取り戻し、国境を取り戻し、富を取り戻す。そして夢を取り戻すんだ」

to bring back~で「取り戻す」、「元に戻す」といったニュアンスになります。

8、“Do not allow anyone to tell you that it cannot be done. No challenge can match the heart and fight and spirit of America.“

「誰にもそんなことは実現できないなんて言わせてはいけない。どんな挑戦もアメリカのハートと戦いとスピリットには敵わないんだ」

Do not allow anyone to+動詞で「誰にも~させてはいけない」というフレーズになります。

9、“It’s time to remember that old wisdom our soldiers will never forget, that whether we are black or brown or white, we all bleed the same red blood of patriots; we all enjoy the same glorious freedoms; and we all salute the same great American flag.“

「我々の戦士たちが決して忘れることのない昔の知恵を思い出すときだ。黒人だろうと、褐色人種だろうと、白人だろうと、我々はみんな同じ愛国心溢れる赤い血を流すんだ。我々みんなが同じ自由の栄光を享受し、そして同じ偉大なアメリカの国旗に敬礼するんだ」

人種差別発言などで物議をかもしたドナルド・トランプ大統領でしたが、スピーチでは平等を訴えています。

to bleedで「血を流す」という動詞になります。

10、“Your voice, your hopes and your dreams will define our American destiny. And your courage and goodness and love will forever guide us along the way.“

「あなたたちの声、あなたたちの希望、あなたたちの夢がアメリカの運命を定めるんだ。そしてあなたたちの勇気と善意と愛が永遠に我々を導いてくれるだろう」

to defineは「定義する」、「定める」という意味になります。

11、“Together we will make America strong again, we will make America wealthy again, we will make America proud again, we will make America safe again. And, yes, together we will make America great again.Thank you. God bless you.And God bless America.”

「我々は共に再び強いアメリカを作る。我々は再びアメリカを豊かにする。我々は再びアメリカを誇り高くする。我々は再びアメリカを安全にする。ああ、そうだ、我々は共にアメリカを偉大にする。ありがとう。あなたたちに神のご加護を。アメリカに神のご加護を」

to make something +形容詞で「~を~にする」という表現になります。

全スピーチはこちらで視聴できます。

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