オンライン英会話学校ネイティブキャンプのレッスンを実際にやってみた体験談を紹介したいと思います。ネイティブキャンプにおけるフィリピン人講師たちとの英語の授業とは一体どんなものなのでしょうか。
1、ネイティブキャンプはスカイプがいらない
ネイティブキャンプはスカイプがいりません。独自のビデオチャットの機能があるので、なにもインストールする必要もなく、レッスンを始められます。
これによってかなりの時間が短縮できます。わざわざ自分のスカイプアカウントを知らせる必要もなければ、相手のアカウントを追加する必要もないので、講師の予約からレッスン開始までは大変スムーズです。
2、さっそく授業を受けてみた
24時間複数の講師が待機しているので、ほぼ待ち時間もなくレッスンが始められます。忙しい夜の時間帯などは混むこともありますが、それでも30分後の授業はほぼ予約できる感じです。試しに僕はLou(ルー)先生と授業をやってみました。
22歳のLou(ルー)先生は真面目で、英語の発音もとてもきれいでした。講師によって英語のレベルや発音の上手さ、教え方の良し悪しなんかはもちろん変わってくるので、プロフィールを見てレッスン数やユーザー評価などをチェックしてみるといいかもしれません。
ちなみに授業内容は、予約する時点で選択することができます。会話のトピックを選ぶこともできるし、文法やビジネス英語といった選択肢もあります。
3、ネイティブキャンプの教材を使ってみた
実際に教材を使って勉強してみました。教材は「日常英会話上級コース」の「Grammar Advanced 1 Gas Station」です。日本人男性とアメリカ人女性が一緒にガソリンスタンドに車で行くまでのストーリーを使った教材で、会話の中に出てくる表現を覚えていくのが目的です。先生に続いて文章を読んだ後に問題を解く、というよくあるスタイルでした。
正直、ネイティブキャンプに限らず、教材をやるには1レッスン25分という時間はとても短いなあという気がしました。これでは初心者の生徒がじっくり理解を深めるのに至らないと思うからです。やはりオンライン英会話学校はどこも会話には向いているものの、文法やビジネス英語を学ぶにはあまり適してないというのが正直なところです。
4、会話は面白いし、無制限でレッスンが受けられる
一方でネイティブキャンプは1レッスンいくらという形態を取っていないため、月額の基本料金だけで1日に何度でもレッスンを受けることができます。いくら使ったかなど、お金をことを気にしないでできるのはいいですね。
同じ日にByang(ビヤン)先生ともレッスンをしてみました。Byang(ビヤン)先生は22歳の可愛らしい先生で、ときどきモデルの仕事もしているそうです。近いうちにキャビンアテンダントになるそうで英語もとても上手でした。
Byang(ビヤン)先生とは、簡単な自己紹介だけして、あとはほぼフリートークでした。趣味や仕事などの話をしていたら、どういうわけか恋愛トークになり、いつのまにか結婚観などについて語ってしまいました。フィリピンでは男女は早く結婚するとか、日本では最近若者は結婚したがらなくなっているとか、そんなことを話していたらあっという間に時間が過ぎていました。
言われるまで気づかなかったんですが、Byang(ビヤン)先生は日本人のクオーターだそうです。お爺さんが日本人で、近いうち日本語も勉強したいと言っていましたね。このように先生とフィーリングが合えば、会話は楽しくできます。せっかく25分しかないので、教材なんかを使わずにどんどん会話をしていったほうが楽しんで英語が学べるんじゃないでしょうか。
5、チャットログ機能が便利
レッスン中にはヘッドセットを通じて会話をすることになりますが、このように文字にして書くこともできます。リスニングが苦手で聞き取れないという人は、先生に単語を書いてもえばいいし、発音が苦手で相手に伝わりにくい人も自分で書けばいいのです。
授業が終わってからも、「チャットログ」をクリックすると、どんなことを授業中に書いたのかを復習することができます。この機能はとても便利だなあと思いました。
まとめ
ネイティブキャンプのレッスンを実際にやってみて率直な感想は、サイトの機能がとても充実していて、ひとつひとつの動作がスムーズだということです。
フィリピン人講師との授業自体は、およそどの英会話学校でも変わりはありません。そんな中で違いを出すとしたら、やはり機能、サポート、料金形態といった面が重要になってくると思います。
そういう意味では、フィリピン人講師の英会話学校の中では月額固定料金で使い放題、スカイプも必要なく、24時間ほぼ予約なしでレッスンができる、といったことを考えると、ネイティブキャンプはいちおしの学校です。
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