女性スタッフだけで運営されているWomanオンライン英会話に体験入学してみたので、その感想、評価を正直にここで紹介しようと思います。果たしてその内部はどんなものなのでしょうか。
Womanオンライン英会話の入会方法
まずは無料体験レッスンを受けることで入会へと進めます。その際にスカイプのユーザー名、氏名、生年月日、電話番号、住所、英会話レベル、英語を勉強する目的を記入します。
他のオンライン英会話と比べると、無料体験レッスンを受けるためだけでも多くの個人情報を登録しないといけないのが、少し気になるところです。個人情報を企業に渡すことに抵抗がある人は、場合によってはここで断念してしまうかもしれませんね。
登録情報の記入が終わると、無料体験レッスンの予約ページへと移ります。
レッスンは24時間受けられます。本当かどうか深夜の2時のレッスンを予約してみたところちゃんと予約することができました。深夜だと教師の数は減りますが、それでもちゃんと誰かしらは予約可能な状態でスタンバイしているようです。
キャッチコピー通り、全講師が女性の講師です。国籍はすべてフィリピン人のようです。ちなみに僕はYale先生を選択しました。
Womanオンライン英会話の授業を実際に受けてみた
他のスカイプオンライン英会話同様1レッスン25分です。Womanオンラインの特徴は講師が自社ビルの個室に待機していて、そこから授業が行われるということです。そのため映像も、音声もしっかりしていて講師によってのバラつきもありません。
自宅から授業を行うオンライン英会話スクールの場合、環境によって音声が映像のクオリティーがかなり低いことがあり、授業が途中で中断したりすることもありますが、Womanオンライン英会話はその心配もあまりないでしょう(ゼロではないですが)。
さて、Yale先生の授業ですが、最初はお決まりの自己紹介から始まって、ほとんどノンストップの質問攻めに遭いました。おそらくマニュアルがあるのか、それに沿っただけの質問ばかりで、自然の会話とはほど遠かったです。これについては講師の会話力の問題なので、Womanオンライン英会話がどうということではありません。
一通り質問が済むと、次はひとつのトピックに対して自分の意見を述べていくという授業になりました。僕のときは「50年後の未来は地球はどうなっているのか」、「どんな職業が自動化されてなくなっていくのか」といった話題でした。会話が面白くない講師にあたってしまったら、こうしたトピックについて話すほうがためになりますね。
未来の話なので、自然と未来形の会話をすることになり、「will」や「going to+動詞」などの文法の練習にはもってこいです。トピックによってはこれが現在になったり、過去になったりするので、エクササイズにはいいですね。
さて、そんなこんなであっという間に25分が過ぎてしまいました。何度も言いますが25分で1コマという時間枠はどうにかならないんでしょうか。最低45分にしてもらいたいですね。
Womanオンライン英会話のデメリット
1、個人情報を求めすぎる
すでに言ったように無料体験入学であれだけの個人情報を求めるのはナンセンスです。今の時代、登録フォームに記入欄が多ければ多いほど、ユーザーは毛嫌いします。もしかすると、本気のユーザーだけをそこで厳選する戦略なのかもしれませんが、より多くの人に知ってもらうには逆効果だと思います。
2、フィリピン人講師しかいない
フィリピン人講師しかいないため、フィリピン英語しか学べません。ネイティブ講師のナチュラルな英語が覚えたい人にはおすすめできません。
3、女性スタッフオンリーの意味がほとんどない
正直、英会話学校のスタッフを女性に限定する目的がよく理解できませんでした。最初はひょっとしたら女性しか入会できないのかと思ったのですが、そうではなく男性もちゃんと入会できるので、女性限定の学校という意味ではないみたいです。
英会話をするのに女性相手のほうが安心だという考えにそもそも同意できないですね。そもそも直接会うわけでもないし、スカイプ英会話なんだから、相手が男性だろうと、女性だろうと、それほど関係ないんじゃないでしょうか。
Womanオンライン英会話のメリット
1、自宅ではなくオフィスから授業をしてもらえる
一見、あまり重要ではなさそうですが、これは結構大切なことです。というのもフィリピンのネット環境は日本に比べるとかなり悪く、音声が飛んだり、スカイプがつながらなかったり、映像が暗すぎたりということがよくあります。
自宅から授業をしている講師の中には家族の声やテレビの音がうるさい家も普通にあります。それではとても授業に集中できないので、オフィスから授業をするというのはとてもいいアイデアだと思います。
Womanオンライン英会話のまとめ
正直他社と比較すると、あまり大きなメリットを感じることはできませんでした。値段も毎日1レッスン受けて6000円と、決して格安ではありません。
最近はあまりにも多くのフィリピン人講師によるオンライン英会話学校が増えすぎていて、ほとんどどれも似通っていますね。そんな中でなんとかして差別化を図るための「女性オンリー」なんでしょう。できればもうちょっと工夫が欲しいですね。
他におすすめのオンライン英会話は?
さて、このブログではネイティブ講師と勉強することをおすすめしています。ネイティブ講師と勉強したい人にはイングリッシュライブがいいでしょう。
一方でフィリピン人講師でも構わない。それよりできるだけ安いほうがいい、という人にはこの二つがおすすめです。