ついにディズニーファン待望の「シンデレラ」の実写版が公開されようとしています。アメリカでは3月に日本では4月にリリースとなります。アニメの「ディズニー シンデレラの英語の名言」はすでにここでも紹介しましたが、今回は実写版の英語のセリフを最新予告動画を見ながら勉強していきましょう。
まずは予告を見てみましょう。
シンデレラのセリフ
シンデレラの母:I have to tell you a secret that will see you through all the trials that life can offer. Have courage and be kind.
人生のどんな試練も乗り越えるための秘密を教えるわ。勇気と優しさを持つのよ。
trialはこの場合「苦難」や「試練」を指しています。
シンデレラの父:She’ll merely be your step-mother, and you’ll have two lovely sisters to keep you company. So I’ll know that as far away as I might be, you’ll be safe.
彼女がお前のお義母さんだよ。それに優しい二人のお姉さんも一緒にいてくれるから。だからどんなに遠くにいてもお父さんはお前が安全だってことを分かっているからね。
merely は「ただ単に」、「~にすぎない」という意味のほかにも、「純粋に」、「全体的に」といった意味もあります。step-motherは「義母」という意味です。to keep someone companyで「付き添う」、「そばにいる」というフレーズになります。
トレメイン夫人:Wouldn’t you prefer to eat when all the work is done? Ella.
仕事が全部終わってから食べたほうがいいんじゃないの、エラ(シンデレラ)?
エラ(シンデレラ):Yes, step-mother.
はい、お義母様。
トレメイン夫人:Oh, you needn’t call me that. Madam will do.
あら、そんなふうに呼ばれなくても、マダムって言ってくれたらいいわ。
「you needn’t+動詞」はこの場合、「you don’t need+動詞」のように「~する必要なないです」といった許可を与える表現です。
シンデレラの義理の姉:Cinder wench. Dirty Ella. Cinderella!
灰の召使い、汚いエラ、シンデレラだって!
cinderは「灰」、wenchは「召使い」などの意味があります。
キット王子:Whoa, whoa, whoa. Are you alright? Miss, what do they call you?
あらあら、大丈夫ですか?お嬢さん、お名前は?
what do they call you? は「what’s your name?」と同様に名前を聞くときに使うフレーズです。
エラ(シンデレラ):Nevermind what they call me.
名前なんてどうでもいいわ。
キット王子:I’m sorry.
それは失礼。
エラ(シンデレラ):It’s not your doing.
あなたのせいじゃないわ。
It’s not your doingは「あなたの仕業ではない」、「あなたのせいではない」といった意味になります。
キット王子:Nor yours either, I bet. I hope to see you again, Miss.
あなたのせいでもないと思いますよ。またお会いしたいです。お嬢さん。
to hope to +動詞で「ぜひ~したい」、「~できたらいいなあ」といった希望を表す表現です。
エラ(シンデレラ):And I, you.
私もよ。
シンデレラの母:Ella, you have more kindness in your little finger than most people possess in their whole body.
エラ、あなたの小さな指にはほとんどの人の体全体より優しさが溢れているわ。
to possessは「所有する」、「持つ」という意味になります。
エラ(シンデレラ):It was my mother’s old dress.
お母さんの古いドレスなの。
トレメイン夫人:It would be an insult to take you to the palace dressed in these old rags. You shall not go to the ball.
そんな汚いボロ切れを着てるお前を宮殿に連れて行くなんて侮辱になるわ。あなたは舞踏会になんて行ってはダメよ。
shall not+動詞で「~してはいけない」という命令や警告のフレーズになります。ballはこの場合「ボール」ではなく、「ダンスパーティー」、「舞踏会」といった意味になります。
フェアリー・ゴッドマザー:Excuse me. Why are you crying?
ちょっと、なんで泣いてるの?
エラ(シンデレラ):Who are you?
あなたは誰?
フェアリー・ゴッドマザー:That’s better.
これでよくなったでしょ。
エラ(シンデレラ):My fairy godmother.
私のフェアリーゴッドマザー。
フェアリー・ゴッドマザー:Now, where’s mice?
さて、ねずみたちはどこにいるの?
miceは「mouse」の複数形です。本来なら複数形なので「where are mice?」となるところですが、ここでは会話文のため「where’s 」とシンプルにされています。
エラ(シンデレラ):They’re made of glass?
ガラスでできてるの?
to be made of~で「~で作られている」、「~でできている」という意味になります。
フェアリー・ゴッドマザー:And you find they’re really comfortable… Now off you go, for you shall go to the ball.
あなたにぴったりなはずよ。さあ、行きなさい。舞踏会に行ってもいいのよ。
off you goは「出て行け」などという意味でも使われますが、この場合、「さあ行きなさい」といった命令文になります。
エラ(シンデレラ):They’re all looking at you.
彼らはみんなあなたのことを見てるのよ。
キット王子:Believe me, they’re all looking at you.
いや、信じてください、みんなあなたのことを見てるんですよ。
シンデレラの母:Where there is kindness, there is goodness, and where there is goodness, there is magic.
優しさがあるところには善がある。善があるところには魔法があるの。
エラ(シンデレラ):No!
やめて!
キット王子:I have to see her again.
彼女ともう一度会わないと。
to have to +動詞で「~しなければならない」という文章になります。
トレメイン夫人:Are you looking for this?
あなたが探してるのはこれのこと?
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