不思議の国のアリス

「不思議の国アリス」は1865年に書かれた童話を元にしたディズニー映画です。ファンタジックな物語の中にも道徳的、哲学的なセリフがあちこちに散りばめられており、とても勉強になる映画でもあります。そんな「不思議の国アリス」の英語の名言、名セリフをまとめてみました。

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 1、You’re mad, bonkers, off your head! But I’ll tell you a secret: all the best people are.

あなたは気が狂って、おかしくて、正気じゃないわ。ただ、あなたに秘密を教えてあげるわ。すばらしい人々ってのは実はみんなそうなのよ。

アリス・キングスレイのセリフ

2、I can’t go back to yesterday because I was a different person then.

昨日になんて戻れないわ。だって昨日の私は別人だもの。

アリス・キングスレイのセリフ

3、I give myself very good advice, but I very seldom follow it.

私は自分にいいアドバイスをするんだけど、ほとんどそれに従わないの。

「seldom」は「滅多に~しない」といった否定形の副詞です。

4、I am not like others girls.

私はほかの女の子たちとは違うの。

I am not like~で「私は~のようではない」というフレーズになります。

5、Oh dear, I do wish I hadn’t cried so much.

ああ、こんなに泣かなければよかった。

6、帽子屋 Have I gone Mad?

僕は頭がおかしくなったんだろうか。

アリス I’m afraid so. But I’ll tell you a secret. All the best people are.

そうだと思うわ。でも実を言うとね、素敵な人たちはみんな頭がおかしいのよ。

アリス What road do I take?  どの道を行ったらいいの?

チェシャ猫 Well where are you going?  それでどこに行くんだい?

アリス I don’t know. 分からないの。

チェシャ猫 Then it doesn’t matter. If you don’t know where you are going any road will get you there. だったらどうでもいいさ。どこに行くか分からないなら、どの道を行ってもそこにたどり着けるさ。

7、If I had a world of my own, everything would be nonsense.

私自身の世界があったら、全てがナンセンスになる。

If +主語+動詞過去~would +動詞で「もし~だったら~になる」といった非現実的な条件法のフレーズになります。

8、イモムシ Who are you?

君は誰なんだい?

アリス I hardly know, Sir. I know who I was, but I think I must have changed. よく分からないんです。自分が誰だったかは分かるんですが、自分は変わってしまったはずだと思うんです。

must have+動詞過去分詞で「~したはずだ」、「~しなければならなかったはずだ」といった文章になります。

9、When I get home, I shall write a book about this place. If I… If I ever do get home.

家に帰ったらこの場所について本を書くつもりよ。もし家に着けたらだけど。

「shall」はこの場合「will」と同じ未来系の役割を果たします。

10、Who in the world am I? Ah, that’s the great puzzle.

私って一体誰なの? ああ、なんて難しいパズルなのかしら。

Who am I?に「in the world 」を付け足すことで、「一体全体」といったニュアンスが加わります。

11、I’m afraid I can’t explain myself, sir. Because I am not myself, you see?

私には自分のことが説明がつかないんです。だって私は自分自身じゃないから。分かりますよね?

12、If you wish to go anywhere you must run twice as fast as that.

どこかに行きたいと望んでいるなら、その2倍は早く走らないといけないよ。

twice as 形容詞as~で「~の2倍は~だ」という比較のフレーズになります。

13、Everything’s got moral. If only you can find it.

全ての物事には教訓がある。あなたがもしそれを見つけられればね。

If only you canで「あなたが~することができさえすれば」という意味になります。

14、Imagination is the only weapon in the war against reality.

想像は戦争における現実に対する唯一の武器だ。

to be the only ~で「唯一の~だ」という意味になります。

15、At any rate, there’s no harm in trying.

なにはともあれ、トライすることに損害はない。

At any rateには「なにはともあれ」、「ともかく」、「いずれにしろ」などの意味があります。

16、All things should be, and usually are, found in their rightful places.

全てのものは本来あるべき場所で見つかるべきであり、普通は見つかるものなんだ。